水に学べ、赤子に学べ
老子の思想は
水のようにさらさらと高いところから低いところへと流れ
どんな器にも添う
柔軟で柔らかい生き方が最善であると説いています。
それは純粋無垢な赤子の生き方でもあるのです。
水や赤子のような
柔軟で弱い生き方が
本当は最も強い生き方であり
無為自然な姿だと
老子は説いています。
人生を楽しく無為自然に
激動の時代に生きる現代人が
どうやったら楽しく無為自然に生きてゆけるのでしょうか?
古代のタオイスト達は
私たち人間にあたえられた今という時を
どうしたら楽しく過ごすことが出来るかについて
長い年月をかけて研究してきました。
そして 私たち人間が無為自然の道に添い
大宇宙の一部として滞りのない
心とからだを保ち続けることができたら
人間本来の楽しく豊かな人生が送れることに気づきました。
人間が作り上げた
社会的規範や常識 教育といた事柄にとらわれない
もっとおおらかな自然な楽しい生き方を提唱したのです。
そしてそれを実践するために編み出されたのが
心とからだの「気」を整える「導引」「動功」
そして「清談」(後の洗心)だったのです。